令和5年4月より診療体制が変わりました。初診受付時間 午前8時〜午前10時まで(ただし、紹介患者さんは午前11時まで)外傷を含めて整形外科一般の広い範囲での疾患に対する治療をしています。当院では特に、
- 膝(膝前十字靭帯損傷に対する再建術、半月板損傷に対する縫合術、切除術)、肩(反復性肩関節脱臼、肩腱板断裂、広範囲腱板断裂および変形性肩関節症に対するリバース型人工関節置換術)、足関節に対する関節鏡を用いた鏡視下手術、広範囲軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植術、変形性膝関節症に対する膝を温存した骨きり術、人工膝関節置換術、関節リウマチに対する人工膝関節置換術
- 変形性股関節症、関節リウマチに対する人工股関節置換術、大腿骨頭壊死、臼蓋形成不全に対する治療
- 頚髄症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患に対する手術
- 手、足の外科として指の腱の縫合や移植、靭帯の縫合や再建術、関節に対する矯正手術や手根管症候群、肘部管症候群などの末梢神経障害に対する手術
を得意とし、専門的な知識と技術をもとに、膝、肩関節外科、スポーツ整形外科、股関節外科、脊椎外科、手の外科を専門にした医師を中心に治療にあたっています。
当院一般外来にかかられて、手術などの専門的な治療が必要な場合は専門医師の外来に紹介します。
特に変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死に対する膝関節周囲骨きり術は自分の膝を温存する手術で担当ドクターは静岡県内でトップの手術実績があります。他院で人工関節置換術ををすすめられた患者さんの中にも適応の方がいらっしゃいますのでぜひ一度ご相談ください。
下記リンクで阿部雅志医師の掲載記事とweb 講座が視聴できます。
・関節が痛い.com(H26.10.28)
ご案内
整形外科では、運動器官(骨・関節・筋腱・靱帯・脊髄・末梢神経など)に起因した疾患を診断・治療しています。
急性疾患では、スポーツや交通事故、労務災害による外傷をはじめ、四肢や脊椎の骨折・脱臼、打撲、捻挫、筋腱の断裂、神経・血管損傷などが挙げられます。
慢性疾患では、関節や脊椎の加齢性変形に伴う変形性関節症や変形性脊椎症、肩腱板損傷や関節リウマチ、骨粗鬆症、腱鞘炎、末梢神経障害などが挙げられます。
医師紹介
氏 名 | 役職名 | 専門分野 | 認定資格等 |
---|---|---|---|
村田 英之 | 医師 | 脊椎脊髄外科 | 日本整形外科専門医 日本リハビリテーション医学会専門医 |
阿部 雅志 | 副院長 | 関節外科 スポーツ障害 |
日本整形外科専門医 運動器リハビリテーション医 関節鏡技術認定医(膝) |
南波 光洋 | 医長 | 膝関節 スポーツ障害 |
日本整形外科専門医 |
中村 光志 | 医長 | 股関節 | 日本整形外科専門医 運動器リハビリテーション医 公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツドクター |
飛鳥井 光 | 医長 | 脊椎脊髄外科 | 日本整形外科専門医 |
村井 玲那 | 医員 | 一般整形 手 |
|
栗原 亨高 | 医員 | 一般整形 | |
佐藤 良祐 | 医員 | 一般整形 | |
柿沼 絵里加 | 医員 | 一般整形 |
静岡中西部スポーツ・膝肩関節治療センター
令和5年10月2日から当院整形外科に「静岡中西部スポーツ・膝肩関節治療センター」を開設しました。当院の整形外科では、これまでもスポーツ疾患や膝関節の診療に力を入れて取り組んできました。令和5年度から整形外科の阿部雅志医師が副院長に就任され、菊川地域のさらなるスポーツ疾患、膝肩関節疾患の治療体系の充実を図り、静岡県中西部地域により専門的な医療を提供していきます。
センターの開設は、「整形外科診療機能の一層の強化」を図ることを目的としており、スポーツ障害全般や、膝・肩関節の痛みや不具合に悩まれている患者さまに対して、診断からリハビリテーションまで専門的な治療を提供します。
診療日
外来名 | 時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|---|
センター (スポーツ・膝肩関節) (要予約) |
午前 | ◯ (阿部医師) |
– | – | ◯ (南波医師) |
– |
午後 | – | – | – | – | – | |
センター (スポーツ) |
午前 | – | – | – | – | – |
午後 | ◯ (南波医師、または中村医師、栗原医師) |
– | ◯ (阿部医師、南波医師、または中村医師) |
– | – |
※センター(スポーツ・膝肩関節)は予約制です。その他についてはこちらをクリックしてください。
※センター(スポーツ)の初診受付時間は、「午後2時〜4時」です。その他についてはこちらをクリックしてください。
対応可能な代表的治療
スポーツ疾患:膝前十字靱帯損傷に対する再建術、半月板損傷に対する縫合術・切除術、 軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植術や骨軟骨移植、 足関節靭帯再建術や三角骨障害に対する鏡視下三角骨の切除術など 膝: 変形性膝関節症に対する膝を温存した骨切り術、 人工膝関節置換術・関節リウマチに対する人工膝関節置換術 など 肩: 肩関節鏡を用いた肩腱板修復術や肩関節脱臼への手術、変形性肩関節症に対するリバース型人工関節置換術
手術実績
所属医師
阿部雅志 医師(静岡中西部スポーツ・膝肩関節治療センター長)
略歴等 菊川市立総合病院副院長、前藤枝市立総合病院整形外科部長、浜松医科大学臨床教授、医学博士、 整形外科専門医(日本整形外科学会)、関節鏡技術認定医(日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会)、 運動器リハビリテーション医、スポーツドクター(日本スポーツ協会)、 藤枝MYFCチーフチームドクター
中村光志 医師
南波光洋 医師
栗原亨高 医師
外来診療担当医
外来診療担当医表はこちら(PDF)をご覧ください。
当日の診療担当医は、ブロック受付にお問い合わせください。
診療担当医は、都合により変更させていただく場合もあります。
表中の「/」は、隔週の交代制となっております。
受付の詳細につきましては、「外来診療のご案内」をご覧ください。
診療実績
平成31年4月~令和2年3月までの期間に、外傷手術のほか専門手術として、脊椎脊髄手術、肩腱板修復術、膝関節鏡視下手術、膝前十字靭帯再建手術、人工膝関節全置換術、人工股関節全置換術、スポーツ障害、末梢神経障害など、1,559件の手術を行っています。
整形外科の手術の特徴として、例えば肩腱板断裂や肘前十字靱帯断裂の術後は、最低6カ月間の術後リハビリテーションで、自動機能は大きく改善します。また、膝や股の人工関節置換術後は、従来、人工関節のゆるみなどのアフターケアが10年以上必要です。当院では、術後のリハビリテーションやアフターケアを特に重要視しております。
専門医研修体制
- 日本整形外科学会 専門医制度研修施設