菊川市立総合病院

tel. 0537-35-2135(代表)〒439-0022 静岡県菊川市東横地1632
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診療案内
診療日:月~金曜日の平日 受付時間:平日8:00~11:00 休診日:土・日・祝(年末年始12月29日〜1月3日)診療日:月~金曜日の平日 受付時間:平日8:00~11:00 休診日:土・日・祝(年末年始12月29日〜1月3日)
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病院からのお知らせ

2023/04/19患者さん向け

令和5年度(2023年度)のHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種予約が始まりました

HPVワクチン接種/相談窓口

接種対象者

高校2年生以降の方

ただし、次に該当される方は、接種対象外となります。

  • 発熱のある方
  • 妊婦の方
  • 授乳中の方
  • 高齢者の方

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接種スケジュール

全3回を接種していただきます。
2回目の接種は初回接種から2か月後
3回目の接種は初回接種から6か月後
となります。
(上記がどうしても難しい場合には、初回、初回の1か月後、初回の4か月後というスケジュールでも接種できます)

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費用

29,700円/回(税込)
(89,100円/3回(税込))

任意接種のワクチンとなるため、公費負担などはなく、全額自費負担での接種となります。
また、ワクチン接種後も2年に1度子宮頸がん検診を受けることが大切です。

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HPV9価ワクチン(シルガード9®)とHPV4価ワクチン(ガーダシル®)の比較(対象・金額など)

これまでのHPV4価ワクチン(ガーダシル®)は、子宮頸がんの原因の50~70%程度を予防できるとされてきました。2021年3月から当院で接種できるようになったHPV9価ワクチン(シルガード9®)では、子宮頸がんの原因の90%程度を予防できると考えられています。
また、その他にも外陰がん(陰茎を含む)、肛門がん、咽頭がん、尖圭コンジローマ(主にHPV6型、HPV11型)などもHPV感染により起こるため、これらに対しても予防効果が期待されています。

ワクチンの種類 HPV9価ワクチン(シルガード9®) HPV4価ワクチン(ガーダシル®)
国際誕生 2014年 2006年
国内製造販売承認 2021年2月 2011年8月
予防できるHPVの種類 9種類
HPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型
4種類
HPV6、11、16、18型
対象 9歳以上の女性
費用 29,700円/回(税込)
小学6年生~高校1年生相当は公費負担(無料)
16,689円/回(税込)
小学6年生~高校1年生相当は公費負担(無料)
接種方法 筋肉内注射
接種回数 3回
接種間隔 初回
初回の2か月後
初回の6か月後
(初回、初回の1か月後、初回の4か月後というスケジュールでも接種できます)

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HPV9価ワクチン(シルガード9®)とHPV4価ワクチン(ガーダシル®)の比較(副反応)

臨床試験における検討では、日本人に特有の副反応があったということは特に報告されていません。国内臨床試験と海外臨床試験において、安全性は同様であったとされています。主な副反応は下記のように報告されています。

ワクチンの種類 HPV9価ワクチン(シルガード9®) HPV4価ワクチン(ガーダシル®)
10%以上 疼痛・腫脹・紅斑 注射部位疼痛・注射部位紅斑・注射部位腫脹
1~10%未満 発熱・掻痒症・出血・熱感・腫瘤・知覚消失・頭痛・感覚鈍麻・悪心 発熱・注射部位掻痒感・頭痛
1%未満 四肢痛・腹痛・下痢 注射部位硬結・注射部位出血・注射部位不快感・注射部位内出血・注射部位変色・注射部位知覚低下・注射部位熱感・倦怠感・浮動性めまい・感覚鈍麻・傾眠・回転性めまい・下痢・腹痛・悪心・四肢痛・筋骨格硬直・四肢不快感・白血球数増加
頻度不明 無力感・悪寒・疲労・倦怠感・内出血・血腫・硬結・失神・浮動性めまい・筋肉痛・関節痛・嘔吐・リンパ節症・蜂巣炎・インフルエンザ・口腔咽頭痛 無力症・悪寒・疲労・注射部位血腫・失神(強直間代運動を伴うことがある)・関節痛・筋肉痛・嘔吐・リンパ節症・蜂巣炎

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Q&A

他の種類ワクチン(例えばインフルエンザワクチンなど)とHPV9価ワクチン(シルガード9®)の関連
他の種類のワクチンとの接種間隔は特に定められておりません。例えば、インフルエンザワクチンを接種した翌日にHPV9価ワクチン(シルガード9®)を接種することもできます。
ただし、新型コロナウイルスワクチン接種後については、2021年3月5日時点では、原則的に「13日以上」の間隔を空けるようにされていますのでご注意ください。
2回目、3回目の接種間隔が予定よりも遅れてしまった場合
なるべく早く接種してください。初回から接種をやり直す必要はありません。
HPV9価ワクチン(シルガード9®)を接種すれば子宮頸がんにはならないか
HPV9価ワクチン(シルガード9®)接種により必ず予防できるわけではありません。20歳を過ぎたら2年に1度子宮頸がん検診を受けることが大切です。
全3回のHPV9価ワクチン(シルガード9®)接種が終わる前に妊娠した場合
医師にご相談のうえ、出産後までワクチン接種は控えてください。

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