2022/02/28患者さん向け
新型コロナウイルス感染症に関する院長メッセージ(令和4年2月28日)
菊川市民の皆さん、菊川病院院長の松本です。
二月初旬にピークを迎えるはずであったコロナ第6波は、感染者数は現在も下げ止まりで、これまでで最多の死亡者数を記録しています。そして、今わたしたちは、ロシアのウクライナ軍事侵攻を目の当たりにして、これまで経験したことのないほどの負のエネルギーに覆われています。わたしたちは今こそ団結し、平和と安全を守っていかなくてはなりません。今わたしたちに必要なのは、戦うことでも逃げることでもなく、自分の内側をしっかりと整えることです。外側からの負のエネルギーに圧倒されることなく、これまでもがんばってきたじゃないか、このままでいいのだよと自分を愛でて、自らを承認してあげてください。そしてその上で、周りにいる大切な人たちを励まし、勇気づけてあげてください。
わたしは、コロナにしても、ウクライナ問題にしても、後になって振り返ってみれば、人類が存続するために必要な警告や試練であったと思える日が、きっと来るはずだと信じています。病院は、今コロナの外来・入院診療のみならず、自宅療養者の健康チェックや濃厚接触者からの相談に追われています。そして、その裏で一般診療も健診事業も滞りなく行っています。その中で、職員たちは市民の安心安全に貢献できているという正のエネルギーをいただき、大変ですが幸せな日々を送っています。ですから、市民の皆さん、もし自分が感染したとしても、家族が感染して自らが濃厚接触者となったとしても、動揺することなく病院を頼ってください。そして、お互いを守るために今しばらくの間、正しいマスクの着用、こまめな手指消毒、不要不急の外出自粛、そして円滑なワクチン接種にご協力をお願いいたします。