2024/11/05患者さん向け
小笠高生が考案したユニバーサルデザインパンの試食会が行われました
10月22日、菊川市立総合病院で小笠高生が考案したユニバーサルデザインパンの試食会が行われました。
小笠高校福祉系の生徒が、高齢者をはじめ誰にとっても食べやすく飲み込みやすいユニバーサルデザインパンを販売することを目的に活動し、草笛の会に製造を依頼し今回試作品が完成しました。考案にあたり、当院リハビリテーション科の言語聴覚士が6月7日に高校生に向けて飲み込みの仕組みや誤嚥について講話を行ったため今回試食会が当院で実施されました。
試食した言語聴覚士からは、「認知症の方だと、10cm程度のパンだと1~2口程度で食べてしまう恐れがある。」、「1口量が多いと誤嚥リスクが高まるため、1口サイズに切り込みを入れたらどうか。」などアドバイスを送りました。
今後、小笠高生が、当院言語聴覚士や高齢者施設職員等のアドバイスを元に改良し、菊川市と小笠高校共同企画「小さな収穫祭」や草笛の会にて販売予定とのことです。