2023/11/14患者さん向け

「令和5年度市民交流プログラム院内体験ツアー～菊川病院で菊ッザニア!?～」を開催しました

11月3日、「令和5年度市民交流プログラム院内体験ツアー～菊川病院で菊ッザニア!?～」を開催しました。参加者に菊川市立総合病院や病院の仕事について興味をもってもらおうと企画し初開催しました。市内の小学生親子10組20人が、普段はなかなか見ることのできない病院内の見学をしたり、医療職が行っている業務の一部を模擬体験したりしました。
参加した児童は、医療用の服(スクラブ)に着替えた後、オリエンテーションを行いました。松本有司院長が「医療の仕事はチームワークが大切で、さまざまな仕事をしている人がいます。今日はそんな病院の仕事の一部を皆さんに体験してもらいます。体験をして病院の仕事に興味をもってもらって、いつか一緒にお仕事ができたらうれしいです」と参加者に挨拶しました。
その後、参加者は4つのグループに分かれ、6つの体験を行いました。「手術室ってどんなとこ？」の体験では、参加者が実際の手術室の中に入って見学をしました。手術室の自動ドアは壁の窪みに足を入れて開けることや手洗いをするときも足でスイッチを押して水や洗剤を出すことを教えてもらうと、子どもたちは驚いた様子でした。手術室内では、心電図などの機器を見学したほか、本物の医療器具「腹腔鏡用鉗子」を使って異物に見立てたビーズをつまんで動かす体験や、医療用の針と糸で人体に見立てたスポンジを縫合する体験を行いました。
また、内視鏡室では、内視鏡を使って異物に見立てた飴やおせんべいをつかんで取り除く体験が行われ、細かい手先の操作が要求される作業に、児童たちは悪戦苦闘したり、ロビーでは車いす体験が行われ、児童が保護者を車いすに乗せて、障害物を避けながら安全に素早く移動できるかの体験をしたりしました。